秋から冬へと着実に近づいている札幌。朝晩の冷え込みはいよいよ冷蔵庫の中にいるようです。

初雪こそまだ降ってませんが、周囲の山々は白くなってきております。

そんな中、またまたTV取材が入りました。今回は13年振りの灯油価格110円台を超える価格高騰のニュース。

売り手側の販売店も、購入者も、どっちも大変な今シーズンですが、そんな仕事している模様を放送されました。

今回で44回目のTV取材。一番最初はTBS「みのもんたの朝ズバっ」でした。懐かしい・・・。

10年前でしたので、このタンクローリーも10歳を迎えたことになります。既に11万キロ走行かぁ。

あれから私も10年、歳を積み重ねました。今年から、白髪染めをやめてみたんですが、不評ばかり続出です。

まあ、ちょっとくらいは自然体で過ごさせてください。それでも評価というものは自分ではなく周りが造るもの。

周囲の関わる方々がいて、はじめて自分という存在が活かされてくるということも知ってますので。

今回もお馴染み、STV「どさんこワイド」さん。担当は声がよろしい、アナの柳澤さんでした。

熱量があるというか、パワーを感じるというか、しかしながら礼儀正しく、言葉使いも当然素晴らしい。

HBCの近藤肇さんにも近いものがありますが、私の好きなタイプである、ということには間違いありません。

雰囲気や醸し出すオーラが親しみやすく心地よい。案外、自分も似ているのかなぁ・・・。

取材はあくまで追っかけでおまかせにしてます。急な依頼なので、準備もままならないですし、仕事も詰まってます

2時間ほど取材陣はタクシーで付いてきてもらって、お客様の了承を得て、カメラを回します。

これが結構難しいんです。ほとんどの人に断られますし、撮ってもTVに放送されない部分がほとんどだからです。

2時間いろいろ撮って、沢山のお客様にお願いして、放送されるのは1~2分くらいなのです。

撮影があったために、その後、お客様からクレームをいただいたり、離れてしまったユーザーもいます。

出たかった方の全カット、強引な記者の取材の仕方、出たくなかったのに言えないまま放送、などなど。

メディア側はそんなこと、知ることもないと思いますが、何回もやっていると色々あるものです。

それでも私はニュースが好きだし、これからも協力したいです。カメラを回されるのも私は嫌ではないし。

それでも、お客様と更に親しい関係性を持てたり、応援してくれる方々もたくさんいらっしゃいます。

「本田さんに頼まれたら仕方ない」と、そう言ってくれる方には本当にいつも感謝感謝です。

これこそ、自分だけではなく、八十一年間も続いてきたお店のブランドと社会的な信用度に他なりません。

今回の放送は何と!地方ローカルだけではなく、その取材がそのまま全国キー局の放送に使用されました!

日テレの「news every」と「ZERO」にも出ていたらしいです。柳澤さんからお礼の電話も。

他県の知り合いから、出てたよメールもいただきました。私自身、夜放送は知らなかったので見れませんでした。

まあ、数年前のテレ朝以来、久々の全国ネットということで、今シーズンのメディア目標は達成です。

そんな夜は、ススキノで美味しいお肉をモリモリ食べて、また明日からの仕事へ備えます。

ちょうどバーテンダーがボトルを回しながらカクテルを作る「フレア」を。

その道その道、一生懸命努力した者だけが、脚光を浴びることができる、そんなことも感じました。

どんな職業もそうですが、ただやってても意味がない。それは目立っても目立たなくてもいい。

中途半端ではなく、圧倒的に、究極に、その仕事を突き詰めると、そこから見えてくるものがあります。

それがプロフェッショナルだし、その人たちは「覚悟」があります。

仕事でも、スポーツでも、趣味でも、私はそんな一生懸命な人が大好きです。