温故知新という言葉は、老舗の燃料店という商いを継いでいるオイラにとって

本当に心に響く、良い言葉である。

最近の目まぐるしく動く世の中で、次々と新しいものや流行が出ては消え、

ちょっと盛り上がると、みんな真似をして、そしてすぐに飽きる。

人様の商売をどうだこうだとは言わないが、型というか、軸というか、定まってないなぁ、そのうち淘汰されるか、消えるだろうなぁ、

そんなことを思いながら、月日の経過で思った通りになっていることが本当に多い気がしてならないのだ。

 

 

弊社の看板商品である、LPガスボンベ。 昔はプロパンボンベと呼んでいた。

ガス業界でも、ボンベ販売をするところは本当に少なくなり、気づけば札幌でも本田燃料店がなぜか有名に。

ずーっと続けるということは大切なこと。 型がしっかりしているからこそ、型破りになれる。 そんな芸事の世界の言葉を思い出した。

たまたまレンタル事業の方と仕事で携わったとき、「ガスレンタル」という言葉、そして事業を思いついた。

仕事での温故知新、そのものだ。

 

 

休日、倅と札幌の老舗ラーメン店を訪れた。

オイラが小学校の時に初めて訪れてから早30年。 建物は新しくなり、とても綺麗に。

 

 

ここは味噌が有名なのだが、オイラは醤油が好き。

それよりも

 

 

ここのチャーハンが大好きだ。 見た目は昔からある、普通のラーメン屋のチャーハンなのだが、それが本当に旨い。

最近は、色々なラーメン店も、試行錯誤なのか、こだわり過ぎて、苦手だ。

瞬間、巷で一世風靡してもすぐに飽きられる。 TVでよく見るお笑いや芸能人と一緒だ。そう考えると大変な世界だ。

でも、やはり、昔から続き、そして今でも健在しているということが、実は本当にすごくて、世の中が何となくでも必要としているのだ。

 

 

そう思ったら、自分がその昔、一生懸命に作ってたガンダムのプラモデルを倅と一緒にやってみたくなり、

楽しさを伝える、教えるというか、自分がやりたいのもあるのだが

 

 

楽しく遊ばせていただいた。

最近のプラモデルは3000円もして、内容も細かく、やたらとこだわりがある。

オイラが作った小学生の頃は300円だった。そういえば、その頃は当たり前だが消費税なんて無かった。

 

 

楽しいひと時を終え、今宵は甕焼酎を。

酒を飲むと、色々なことを考える。

仕事のこと、家族のこと、人付き合いや対人関係、そして自分自身。

いつも思うのだが、正直に、そして自分を大切に大好きで。

なんだかんだ、面倒なことが多い生き様だが

 

 

オイラは幸せだ。

それは、本当にいつも思っている。

おやすみ。