トッチ

新聞&TV出演

今シーズンも本当にありがたく、メディアから仕事取材のお電話が鳴りました。

ここ最近では年間、数本の依頼を受けます。 過去の実績から連絡くれることが多いようです。

以前は周囲の目や評価を気にしておりましたが、今は全く無くなりました。

自分は目立ってナンボ!という道を選んだからです。

先ずは北海道新聞さんからのスタートです。

円安と中東・イランの世界情勢による原油高により灯油価格上昇について。

いつもは出光の防寒着を纏っての撮影ですが、気温もそんなに低くないので作業着で。

続いてHBCテレビ放送の今日ドキッさんです。 10月末の取材でしたので、

値上がり前にほとんどの定期配達のお客様には給油を済ませており、取材選択場所に苦労しました。

実際のところ、ほとんどのお客様は断る方が多く、取材協力していただける方は少ないです。

ですから、本当にありがたいことです。感謝感謝。

無事放送された日というのは嬉しいものです。飲みたいし、誰かと乾杯したい。

ちょうどその夜はススキノに出ることもあり、色々な方々とお話しする機会も持てました。

同期の経営者友達からは、「貴方は自分の才能を生かさないと罪」という嬉しい言葉も戴きました。

自分を信じて道を切り開いて来たのだから、これからもこのまま進んでいこうと決めました。

僕の中では「これからの3年」がまず大事。ここで今と変わらずのしっかりとした安定経営かそれ以上だった時、

再び、ちょっとステップアップをしてみようかなと思ってます。

勿論、種まきも既に始めておりますし、芽も出始めております。若葉はまだですけどね。

美味しいお酒のお土産を戴きました。

一生青春かぁ。良い名前ですね。その名の通り、華やかな香りに爽やかな味わいです。

浮かんで実行、その行動力はこの軽やかな酒を想像させますね。

それにしても、灯油販売シーズンスタートの時期ですので、メディアの新聞掲載とTV放送は本当に嬉しかったです。

良い事もあれば、大変なこともございます。 生れて初めての経験でしょうか、局地的大雨で、災害が。

弊社の向かい側が大雨による浸水になりました。お茶屋さんの地下にある室が水没です。

本田燃料電器のチーム全員と近所のマイステイズホテルの皆さん、町会の方々、そして消防署の隊員で

バケツリレーによる水汲みや、水中ポンプでの汲み上げで救援作業をしました。

先月の震災・停電、今月の豪雨、今まで経験したことのない自然災害が続きますね。

まあ、どんなことが起こっても、地域コミュニティで一つになって助け合いましょう。

命あれば大丈夫。生きてるだけで儲けもんです。

今宵は一緒に水害救助で頑張ったマイホテルズさんの総料理長、草野シェフのお料理で安着祝いです。

お疲れ様でした。

研修旅行

年に一度のお楽しみ、我が豊水、ススキノ地区の氏神様として鎮座する、

「伊夜日子神社」(弥彦神社とも称す)の氏子青年会研修旅行の日が来ました!

会のメンバーは一足先に新潟へ。私は仕事がギリギリまであるので一人遅れて到着です。

会の発足は5年前。まだまだひよっこの会でございます。

それでも、うちの神社の宮司や禰宜のご縁もあり、名立たる名社に正式参拝に参らせていただいております。

お伊勢の内宮・外宮は勿論、太宰府天満宮などなど。

青年会の事務局長でもある禰宜が、空港まで迎えに来てくれました。

今年はいよいよ弥彦神社本社へ。 念願の弥彦村です。

正式参拝もしっかりと。神職の方々とも社務所でご挨拶、お名刺交換から始まり、楽しいひとときを。

神社を後にして、新潟の弥彦神社氏子青年会の方々ともお会いし、親交を深めることも出来ました。

ただ、時間に余裕が無く、弥彦山、温泉などなど、もっともっと行きたい名所や美味しい料理を堪能することが出来ず。

また訪れたい、その時はここに一泊で再び!と決意しました。

空港からレンタカーで新潟を回ったあと、新幹線で富山に向かいました。

富山では富山護国神社の栂野禰宜、有磯正八幡宮の上田宮司がお迎えを。

楽しいお話やお料理で富山ナイツを堪能させていただきました。

朝起きて、軽くジョギング。富山の空気と水は本当に美味しいです。

近くの温泉にも入ることができました。

お世話になった方々の神社にもご参拝することができ、私の今回の旅は終了しました。

短い時間でしたが、本当に貴重な時間を過ごすことが出来ました。

お世話になった方々、伊夜日子神社さん、そして旅行の時間をくれた家族に感謝します。

早朝ジョギングで訪れた富山城は美しかったです。

そして、何より・・・

富山湾で捕れた最高の鮮魚で握った「富山湾鮨」。 これは美味しかったです。

やはり、握りはある程度大き目の方が、私は満足というか、納得できますね。

いよいよ

いよいよ寒くなってきました。弊社にとっては本当に有難いことです。

ストーブや暖房ボイラーで灯油を使い始めるからです。灯油配達が始まれば、繁忙期の始まりでもあります。

しかしながら、今年の灯油価格はイラン情勢や円安傾向での原油高騰の影響を受けるスタートとなります。

リッター100円でのスタート、これは使用量の多い北国にとっては大変なことですね。

そんな状況もあり、週明けには早速取材を受けることになりました。

そして今年は北海道で震災、停電があり、本当に大変な年でもありました。

弊社のその時の動き(地域の皆様にLP発電機による携帯の充電サービス、トイレ無料、給水も自由)がピックアップされ

メディアや、雑誌に掲載を頂きました。そんな中、つい先ほど業界の新聞にも取材を受けたばかりです。

今回の人助けの立役者こそ、このLPガス発電機です。震災後から弊社でも店頭に展示し、

個人や企業の方々のご注文を頂いております。 非常に素晴らしい商品です。

弊社では8キロボンベと発電機のセット商品としてオススメをしております。

連続16時間900Wの発電、ガスボンベは劣化せず半永久的、ガソリンのように臭くなく、音もガソリンより小さい。

カセットガス発電機のように10℃で使用不可ではなく、気温がマイナスでも使用できます!

価格は通常、全部で20万円を超えますが、弊社では税込137000円で販売致しております。

既に販売実績も多く、評価も高いです。只今入荷待ちで予約も順番となっております。

是非とも、この機会にどうぞ本田燃料電器からお買い求めください!

仕事ばかりのお話もつまらないということで、プライベートのお話でも。

先日、秋を見つけに手稲山登山を。走れるところは走って。往復3時間で小雨でした。

それでも本当に楽しかったなぁ。ランニングよりもキツいです。

数日間、かなりの筋肉痛になりましたよ。

仲良くさせていただいている方は多いと思いますが、町会の仲間は特別です。

今宵もノンビリと楽しい宴を。 大した話もないけれど、月例じゃないけど、なんか会って飲んで語らいます。

そんな特に親しい4人のメンバーで居酒屋で。 そしていよいよ今から出発です。

この4人のメンバーでスタートした弥彦神社氏子青年会。今は倍になりました。

そしてこれから新潟県の弥彦村に鎮座する、弥彦神社に正式参拝を。

私が隊長、いや、会長。 副会長以下を引き連れ、いざ!

それでは出発いたします。

「では、参るぞ。」

我慢の時期

先月の震災からようやく1ヶ月が経とうとしております。

復興に向けて行政・民間、みんな一生懸命に頑張って動いているように思われます。

弊社も、普段の日常を取り戻すかのように、仕事に励んでおりますが、

全てにおいて、まだまだ厳しいのが現実でございます。

これから冬に向けての石油ポータブルストーブが入らない、

イベントの中止や短縮が多く、レンタルガスの需要もかなり減少、

そしてここにきて、円安と中東問題の影響で原油が高騰。

今月もかなり厳しい状況下にございます。

趣味というか、ダイエットでやっているマラソンですが、今年最後のエントリーも台風で中止。

何だか、仕事も趣味もうまくいかない・・・そんなネガティブな脳の構想になってしまいますね。

でも、それも人生経験。 そして自分次第。 得意の行動力で、心身共に切り替えて

先ずは、中止になった「札幌マラソン大会」当日のスタート前までに、

自宅の特訓部屋でハーフ21キロを完走です。

1時間53分かぁ。 これでも必死に走ったんですよ。 あと体重10キロ落とさないとダメです。

ススキノは元気です。 私は盛り上げようというより、気持ちがいつも盛り上がるから行きます。

ススキノはしご酒大会が実は震災当日でしたので、1ヶ月延期となりました。

これまた運が悪い事に、スキルアップ講習の受講日初日とブッキング。

いつもですと、ススキノ優先で楽しむのですが、

今回は自らが志そうと思った科目ですので、勉強優先。 終了後にススキノで直会しました。

・・・食べ過ぎました。 だから、また走りました。 その繰り返しです。

仕事においても、趣味においても、どうも「我慢の時期」のような気がします。

そう察するときは、無理せずに自分なりに出来ることをしっかりやる、

そのコツコツの積み重ねが、再び好機を掴む最大であるのだと、

今は信じて、日々を精進してまいりたいと思います。

食べ日記

皆様こんにちは。いつも徒然日記をお読みいただき、誠にありがとうございます。

気づけば、もう10月。あと3か月で今年も終わりなんですね。ホントあっという間だなぁ。

少しずつ、イベントでのレンタルガス仕事も入るようになってきた今日この頃です。

しかしながら、雪が降ってきたら、ガス仕事から灯油配達へとシフトチェンジです。

もう少しだけ、楽しい「食欲の秋」を満喫したいと思います。

近所にあった大型ビアホール。昔はキャバレーでした。老朽化の為、取り壊すことに。

営業最終日、ジンギスカンと生ビールを味わいに。

無くなってしまうと思うと、やっぱり寂しいものですね。

人生、仕事、スポーツ、娯楽、恋愛・・・何でもそうですが、やめたら終わり。

続けることが大切で、意義があるように思えます。まあ、そうじゃないこともあるかな。

美味しいと言えば、お刺身。 色々な食べ物の中でも、お刺身を戴いて、日本酒をキュッと飲むことが大好き。

これから冬に近づき、脂の乗った旬の魚もどんどん戴きたいですね。

仕事の途中、催し事に参加し、そのまま居酒屋さんへ。 この地区で生きていると、よくこんなことがあります。

背中に店の看板背負ってるのだから、お酒は程々で・・・と言っても、ついつい飲んでしまいがち。

太るから、やっちゃいけないとわかっているのに、やってしまう、〆のラーメン。

今宵も懐かしい後輩と一緒に、真夜中の〆ラーと瓶ビールを堪能。

そういえば、最近はラーメンを食べる機会が多いなぁ。

札幌っ子なので、やはり味噌ラーメンが好きですね。

甘めの味噌が好き。辛みそも好き。ネギ味噌も好き。

いっぱい仕事して、いっぱい走って、一杯食べて、一杯飲む。

食欲の秋もいいけれど、食べ過ぎて太ったら、それは不健康。

年齢を重ねるたびに、身体の代謝も低下していくので、日々の運動は取り入れたいものですね。

最近はジョギングで汗を流す他に、ストレッチやヨガもやってみようかなぁと。

ちょうど幼馴染の子が新聞に出ていたのでご紹介しますね。

今話題の指ヨガによるセルフケア。10/21にニューオータニ札幌でランチセミナーがあるそうです。

小山奈美先生は我が地域出身、豊水小学校、中島中学校という札幌のエリート。

ご予約は10/19まで。 011-222-1522(レストラン予約係)

オススメします

震災の後、イベントガスが全キャンセルとなり、気落ちしていたオイラに嬉しい事があった。

それは、たくさんの方々からの御礼や、励ましを頂けたからだ。

そして、復興への炊き出し調理などで、多くの企業や個人の方々がガスボンベをレンタルしてくれた。

キッチンカー(移動販売車)はLPガスボンベを使用して調理するのがほとんどなので、

オイラの店には多くのユーザーがいることも強みとなった。

こんな時だからこそ、さらに販売への強化、そして安全対策をはかることにした。

LPガスボンベ、用途はさまざま。

せっかくなので、震災ボラで弊社のLPガスボンベを利用していただいたBBQグリルを紹介。

お手入れ不要で、春夏秋冬利用できるBBQグリル。カナダ製。80000円くらい。

これからうまくタイアップしてやっていけたらなぁと。ロゴスジャパンにも関係ある方だった。

以前から弊社はこの手の商材をメーカー代理店とタイアップしてきた。

うちの店は何故か、ヨドバシさんやコストコさんのような大手のお店にも推薦を受けている。

しかしながら、自分が代理店をやらないところが、オイラらしいのかもしれないが。

これもご紹介。 今回の震災で大活躍のLPガス発電機だ。価格は17万くらいだが、

弊社では11万くらいで販売している。ガスボンベと消費税を合わせても13万ちょっと。

ガソリン用は①うるさい ②排気がくさい ③4,5時間で切れる ④災害時はスタンドがパニック

⑤ガソリン劣化で交換必要 ⑥夏場は予備の携行缶での事故リスク などなど。

カセットガス用は①ブタンなのでパワー不足 ②10℃以下では使用できず、冬使えない。

③1時間おきにカセット交換が必要 ④災害時はホームセンターで品切れ などなど。

ということで、オイラはこの商品をオススメしたい。 在庫は只今2台。 追加納期は未定。

900Wくらいの発電だが、重さも20キロちょっとでコンパクト。 運べるというのも大事。

そしてLPガスボンベの中身は液化石油ガス。中身は半永久的に劣化せず使用可能。

アウトドアのキャンプやイベントでも使用できるし、ガスボンベを所有すれば、

発電機を使わない時でも、鋳物コンロを購入すればたちまち調理ガス使用もできる。

そんなこんなで、元気を出して、上を向いて歩いて行こうと。 仕事後の乾杯も必要だよね。

今回の震災時の弊社の緊急対応を「財界さっぽろ」の記者さんが取材してくれた。

これまた何故だかわからないが、ススキノに出かける直前に電話が。

せっかくなので、第一ホテルさんに招待し、会食しながら。

今月号に掲載された。 一昨日発売だったかな。

その日の光景が今でもよみがえる。ホント大変というか、慌ただしい日だったな。

是非ともご購入してご覧いただきたい。

震災後の日常

北海道厚真大地震から10日が過ぎ、僕の住んでいる札幌も徐々に普段の日常を取り戻しつつある。

札幌と言っても、地区は広く、僕のエリアは中央区のススキノを囲む豊水地区。

繁華街とホテル・マンションが建ち並ぶ、地震よりも、停電の影響が本当に酷かったエリアだ。

そして、自粛ムードによりダメージを受けるススキノも、まだまだ大変な状況は続いている。

品揃えが、ほぼ売り切れていた弊社にも、少しずつだが物品が納入されてきた。

今回の停電で大活躍したLPガス発電機も展示され、すでに予約を数台頂いている。

しかしながら、数台は納入されたが、他は納期未定。

日記をご覧に皆様も、戸建てをお持ちの方なら、是非ともご予約いただきたい。

企業や団体、施設などにも備品として置いておくのもオススメできる品だ。

どうせ買うなら、僕から購入していただきたい。 なぜなら、商いと通して、人としても結びつきたいから。

それは発電機だけではなく、灯油にしても、LPガスにしても同じ。

どうせ買うなら、本田燃料電器で。それで僕は救われ、僕は頑張れ、地域に社会に貢献できる。

札幌市内を灯油配達で回ってみた。まだまだ震災の影響、そして台風の影響も。

先代たちが眠っている墓も訪れてみた。こちらも大変な状況であることには間違いない。

本当に大変な状況である。震災後、ほとんどのイベントが中止され、弊社のイベントガスレンタルもキャンセル。

さらに、翌週の新しいイベント発注も入ってこない状況だ。 予定の百数十万の売り上げが一瞬にして消えた。

気落ちしていても始まらない。 下を向いていても仕方ない。 上を向いて、前に進むしかないのだ。

「トッチ、大丈夫だ、みんなお前がやったことを誇りに思っている。地区のみんなが褒めてたぞ」と。

地区の氏神様、伊夜日子神社に参拝に行き、宮司からご神酒をいただいた。

勿論、自分も飲むが、お世話になった皆様にお配りしようと思う。

久しぶりの灯油オーダーも入った。現場はなんと母校の月寒高校だ。

こんな時だからか、なんかとても嬉しかった。ちょっと涙が出てしまった。

自粛ムードでススキノもなかなか大変だったと思う。 思いは皆それぞれで良いと思う。

飲む気にならないのに無理に飲んでも美味しい訳ないし、飲みたいのに我慢する必要もないと思う。

僕は、酒が好きだし、ススキノが好き。 賑やかなススキノで、店の人もお客さんも笑顔でワイワイしたい。

「トッチくん、頑張ってたんだから、今夜はちょっと任せてくれ」と牛タン屋の大将。

停電時に携帯充電で本当にお世話になったと、ショークラブの社長がシャンパンを開けてくれた。

ご家族にどうぞ、と粋な大将がお鮨を届けてくれた。 なんか、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

震災後から十日間、人に感謝され、人に支えられてずっと生きている気がする。

昔気質なんて言い方は申し訳ないが、本当に義理堅い方々がこの地区にはいらっしゃる。

ススキノも少しではあるが、人が戻ってきたように思える。 活気も出てきた。

それでも、尚、厚真や鵡川、安平方面の復旧作業は続いており、震災ボランティアも。

弊社からのレンタルガスを用いて、復旧への炊き出しボランティアに向かう方々も本当に多い。

みんなが大変な思いで、それでも頑張って、少しでも早い回復を願っている。

仕事もあり、なかなか僕も被災地ボランティアに向かうことが出来ないが、

この情熱と勇気、そして願いを、どうにか届けたくて、

熱いパワーでススキノから北広島まで。そこからは廣島神社さんに。

どうか北海道の皆さん全員が、いつものような平穏で無事に暮らすことが出来ますように。

トッチ

地震と大停電

9月6日深夜03:08。 かなり大きな地震が発生した。

震源地の厚真町は何と震度7。札幌も震度4~5という縦横に大きな揺れだった。

僕も慌てて飛び起き、家族の安否を確認。

その後、すぐに消防からの招集メールと電話を確認した。

およそ1時間後くらいに停電が始まった。

僕は地区の消防団の部長任務を受けているので、先ずは家族に今後の行動と自分の任務を伝え、

向かいの消防所に1番乗り。消防隊はすでに自分たちの非常食の確保と、自家発電機による発電、

これからの方針伝達を待っている感じだった。消防団はアンテナを立て、無線の準備、

近隣の道路状況の確認などの公務を開始した。僕はその中で一人で会議室(分団仮本部)で待機。

情報の集約と次々に駆けつける消防団とのコンタクト業務をしていた。

日も昇り、少し落ち着いたので自宅に戻り、先ずは店を開けた。

水道はOK。LPガスコンロもOK。電気だけ止まっている。

いつまで停電が続くのか、この時点ではまだ状況確認は出来ていないが、

LP用の発電機を動かすことに決めた。それは消防所に居た時に、(厚真からの送電がダメで、長引く)

との話も聞いたり、何よりまず、会社の電話とPCを立ち上げることと、冷蔵庫を動かすことを考えたからだ。

900Wの発電をし、PC関連、冷蔵庫などを通電した。ガソリンや軽油の発電機と違い、

LPガス発電機は音も静かで10キロボンベで20時間対応。うちには山ほどLPガスボンベがあるので

2か月は大丈夫という計算だ。LPガスボンベは煮炊きやイベントの調理ガスだけではなく、

こんなところでも大活躍できる。だから、僕が勧めてきたガスボンベ商売は間違っていなかった。

さらに、店を開けて、すぐに大変な状況は分かってきた。

周囲の住民が「停電だけではなくて、断水になった」と水を求めてきたり、

病院関連やホテルから「軽油を少しでも分けてほしい」との声が。

さらに、「カセットコンロやカセットボンベはありますか?」、「新しいポリタンクを売ってください」。

備蓄していた軽油は病院に提供することにした。人命最優先、これは致し方ない。

向かいの消防では地域の住民には給水も電気供給もできないとのこと。まさか!とは思ったが、

行政方針があるので仕方がない。消防の最優先は現最大の救助や火災に向かうことと、

上からの伝達が無いと行動をとることが出来ないということ。周りの住人がこんな状況でも仕方ないと。

ということで、もうこれはやるしかない!ということで、店の電気も家の電気も止めて、困っている人へ。

水道水も給水してください!と。ついでに店のトイレも利用可能にした。

気づけば、給水・トイレ・携帯充電で大勢の長い列がすぐにできることに。

朝8時から夜遅くまで人々でごった返した。

僕の店の周辺は高層マンションやホテルが多く、停電になるとポンプも止まり断水となるそうだ。

断水になると、トイレの流す水が出ない、煮炊きも湯沸しも出来ない。

さらに、ホテル利用の旅行者は海外からの人々も多く、地理はわからない、言葉は通じない、それは不安。

カセットガスやコンロはあっという間になくなり、数十個あったポリタンクも。

でも、ここで初めて無我夢中でやっていたことが良かったことなのかもと思った。

夜遅く、明かりのライトを消した途端、夜空は満点の星空に!

ここで生まれ育って40年、夜でも明るいススキノということもあり、初めて見ることが出来た地元の星空。

次の日も朝6時頃から付近の住人が列を作り始めた。丸1日以上停電なんて生まれて初めての事。

給水も次から次へと。今月の水道の請求代・・・そんなこと言ってられるか!ってな粋でやるしかない。

途中から小雨が降りだしてきた。せっかくの発電だが、携帯充電には最悪な状況だ。

そんな時、近くの第一ホテルさんがテントを持て来てくれたのだ。米澤社長自ら、以下4名で。

頑張っている姿を見ていてくれて、手助けをしてくれると。

自分のホテルも発電や、滞在者の応対で大変の中、本当に感謝だ。

さらに、フェイスブックなどで見てくれた方々もおにぎりやサンドイッチ、パンなどの配給を。

向かいのマイステイズホテル(旧アートホテル)の草野総料理長自ら食事を持ってきてくれた。

気が付けば、停電から1日、忙しくて何も食べてなかったので、本当に助かった。

3日はかかると思っていた停電も、2日目の夕方には復帰。良かった良かった。

「本当にお世話になった」「小さい子がいたから水は本当に救われた」などなど

沢山の方々から御礼の言葉をいただいた。およそ千数百人もの地域住民や旅行者が訪れていたのだ。

ホッと缶ビールで乾杯。良かった良かった。生きているだけで儲けもん。

残念なことに、土日に予定されていたイベントでのガスレンタルの全てが中止でキャンセル。

ガーン・・・皆さん、灯油配達とLPガスボンベの販売・レンタルは本田燃料電器を指名して

僕たちを助けてください。 どうぞ宜しくお願い致します。

充実

とても良い感じで8月を終え、いよいよ9月が始まりました。

そして、つい先ほど消防局のLPガス検査と札幌市の灯油計量機検査も無事に合格いただき、

札幌の最優良店を目指し、これから益々の商売繁盛を志そうと強く思いました。

LPガスボンベと、灯油の2大商材を軸に、販売、配達、レンタル、充填事業を拡大してまいります。

朝晩もひんやりしてきた札幌、いつもはLPガスでのアウトドアですが、たまには炭で。

旬の秋刀魚を炭焼きで。身もふっくら仕上がりました。 美味しかったぁ。

日本海の雲丹も終了。これからは再び浜中の雲丹となりますね。北海道は春夏秋冬、季節ごとに

美味しい旬があって本当に良い地域です。今宵も幸せなススキノを堪能しましたよ。

9月も週末はイベントが目白押し。お祭りも多く、ガスレンタル仕事もワンサカです。

土日も勿論お仕事なので、休みをどう取ろうか考え中です。

平日のどこかで1日取りたいなぁ・・・。

ご縁があって、大吟醸の会に。全国の蔵元が銘酒を。大吟醸のみというスゴイ会でした。

1000人も集まり、なんと100人強の知り合いに会ったという、ビックリな会となりました。

まあ、知り合いがいっぱいいるということが僕でもあるので、それは喜ばしい事でもあります。

幸せですね、充実してます。感謝。

北海道マラソン2018

いよいよ待ちに待った北海道マラソン2018。

アキレス腱を断裂し、完走を果たせなかった昨年の思いを晴らすため、

今年こそは! さあ、徒然日記スタートです♫

最近の週末はイベントガスのお仕事が多く、マラソン当日も仕事という状況。

お客様のご理解も戴きながら、うまくシフトを組んでの参加となりました。

とにかく札幌市内というか、石狩管内の彼方此方でお仕事をしまくってた日々です。

この時期、一番多いのはイベントの調理ブースガスレンタル。次に多いのがキャンピングカーのガス。

さらに年間を通して貸し出されるアスファルト舗装や防水でのガスバーナーのガス。

使用する燃焼機器の点検や検査を規則として実施しなくてはならないので、なかなか大変です。

でも、その細かな仕事の積み重ねこそが、安心と安全、信用と信頼に結びついておりますし、

リピーターや口コミ、新規のお客様の獲得、TVやラジオ、新聞などのメディアの支持も受け、

現在に至っているのだと思います。 そう考えると、さらに頑張らなくては!

さあ、いよいよマラソンです。 多忙な中ではありましたが、準備は万全。

出来なかったことは、ウエイトコントロールと走り込み量。

やはり、満足のいく月間ランニング量をクリアしてないことが最大の不安要素です。

スポーツをずっと続けてきた僕だけに、「練習以上のことは試合ではできない」ことを知っているので。

スタート! 天気は湿度は高いものの、非常に涼しく走りやすかったです。

35キロくらいまでは楽しくキロ6分前後で走りました。

が、急に手が痺れてきたというか、急に立ち止まって嘔吐。脱水症状になりました。

残り5キロ、歩いても完走できる時間も十分に残ってたのですが、今回はリタイヤを選択。

マラソン後のイベントガス撤収や、翌日のストーブ設置工事やガス検査などなどを考慮して。

好タイムでも無かったし、完走メダルや賞状は今まで戴いてきたので満足です。

それよりも、無理してギリギリ完走しても、それは完走ではなく完歩。 そして仕事に悪影響。

自分なりの判断でしたが、良かったと思います。一番の理由は、「悔しくなかった」からです。

スポーツとは言えども、真剣事。やはり、勝負に「悔しさ」や「喜び」が非常に高く熱く持っていたい。

来年こそは、そんな気持ちで走ることが出来るよう、モチベーションを高くしていきたいです。

そして、自分なりに良い走りで、最高の気持ちでゴールを切りたいと思います。

完走してないですが、ケーキを頂きます♫