啓蒙

日常は平常

札幌に戻り、また普段の生活に戻った。

八重桜も散り始め、いよいよ夏の訪れを感じる今日この頃。

いつもの日常は、平常と言ったところだ。

安定、不安定。 浮き沈み。 変化がある方が人生として面白いかもしれないが、

平々凡々と過ぎる日常というものを経験するのも良いものだ。

今まで、色々あり過ぎて、自分の人生がどう進んでいくのか、

自分がどれくらいの値があって、この先もどんな成長やドラマが待っているのか、

仕事、お金、人間関係、健康・・・勿論のこと、人生はまだまだ続くと思うので未知数ではあるが、

どこかでドラマティックで情熱的、そんな激しい人生を求めていた自分が存在して、

実際のところ、それはそれは周囲にもこれまで沢山の迷惑をかけ、自らも紆余曲折な人生を歩んできたように思える。

そんな自分なりの経験から良くも悪くも学んだこと、それは「常に平常心」で居られる人はすごい!ということ。

感動が薄い、面白みが無い、せっかく一度きりの人生なんだもの・・・それは色々あって良いもの。

そういう意味ではなく、感情のコントロールを「平常」として常に存在することができること。

「動じない」という強い精神こそ、これからの自分にとって課せられた成長なのかもしれない。

平常心で過ごすためには、日常を如何に平常として安定して過ごせるかにかかってくる。

因果論ではないが、自分の考え、感情を行動に移したその瞬間、その行動の選択をどう決定するか、

数ある選択肢の中から、自分にとって最良となる選択をする、ということだ。

これは感情に流されやすい自分にとって極めて難しく、今までも幾度となく失敗を繰り返してきた。

だからこそ、そんな平々凡々と感じる日常を1日でも多く過ごせること、こそ

案外、自分にとっての幸せなのかもしれない。と、そんなことを思ったので日記に綴ってみた。

こんな気持ちを経験し、持つことができたのは、今までの人生の経験と結果、

そしてやはり沖縄で過ごし、自分を見つめ返したからではないだろうか。

穏やかな気持ちで、のんびりした時間を過ごしたおかげかもしれない。

ちょうどそんなことを思いながら、届いたお土産をひらいて、大好きなじーまみ豆腐を食べてみた。

豆腐っぽく見えるが、ピーナッツとタピオカで出来てるジーマミー。 美味しいさー。

さあ、美味しさを戴いたので、仕事に戻ろうか。

5月に入っても本日10℃以下の札幌。 ありがたいことに、灯油配達の電話注文を戴く。

零細燃料店だけに、商いとしてはホント小さな売上げだが、それなりに努力はしているつもりだ。

今月も月対比としては過去数年間で一番。 若干ではあるが、成長もしている。

が、灯油販売業者、ガス販売業者の同業枠で見てみると、他社と比べてはるかに規模が小さい。

資本が物言うエネルギー業界、弊社・・・こりゃミジンコだな。 でも、ミジンコってすごいんだよ。

そう、己に言い聞かせ、かつ冷静に。 比べない比べない、平常心平常心。

こんな店主の店だが、もしよければ応援してほしい。

道のり

「人生」なんて、そんな大それたカッコつけた言い方をしなくとも、

仕事にしても、スポーツにしても、結婚や恋愛にしても、娯楽や趣味にしてもそうだ、

やろうと決めた、己の志が高くとも低くとも、その道のりはホント大変だなぁと、

ここ最近、つくづく思うのである。

何でもそうだが、コツコツの継続であり、緩い気持ちになれば道のりは更に遠くなり、

そして、それを諦めた瞬間、その道は途絶える。

後戻りができないことも多いものだ。 まあ、後戻りができないのであれば、前に進めばいいのだ。

今、自分が抱えている事、悩むこと、仕事、肉体、精神、交際、立場、お金・・・色々あるが、

まあ、そんな中で日々悩んだり迷ったり、目指したり頑張ったり、笑ったり泣いたりしているのが

仕事が一番、交際が二番、肉体が三番、お金は特番とでもしておこうか、

とにかく色々悩むものである。 まあ、悩むということはそれだけ暇もあるということでもあるが。

そうそう、今年の四月は例年より寒い気がする。 いまだにポツポツではあるが灯油の電話注文が入る。

定期配達にしても、給油量もそこそこ多く、まだまだユーザーの皆様は暖房を使用しているんだなぁと。

この時期から灯油価格も需要が薄れて多少下がりそうなものだが、

個人的な見解では、中東情勢の不安と戦争への緊迫化により、跳ね上がるのではないだろうか、と。

ということは、空いたタンクをある程度満タンに出来る方はしておいた方がいいのかも。

原油価格が高騰すれば、衣料品、食品、いやいや、何でも価格が上昇してしまう。

こりゃ頭が痛くなる話だ。 もう、こんな話はやめやめ。

この美味しそうなチャーハンのような食べ物は、近所の子が作ってくれたビーフビリヤニ。

カレー風味のタイ米にマスタードシードが混ざり、パクチーが良い香りを奏でる。

外食も良いが、たまには美味しい料理を作ってもらい、宅飲みも良いものだ。

自分で料理をほとんどしたことが無いので、料理ができる人には尊敬の念を持つ。

鰻屋の主人もそうだ、あの独特の品をバシッと捌くのだから。 というか、自分は魚も触れない。

全てにおいて、やはり「道」なのであり、「継続」なのである。