灯油

盡人事而待天命

正月早々、私にも苦難が訪れた。タンクローリーの故障だ。

無休で働いても、毎日30件以上は配送スケジュールがあると言うのに

朝から何かの原因でエンジンがかからないのだ・・・。

近所の自動車整備会社から数名のスタッフが応援に駆けつけた。

困っているこういう時に、とりあえず来てくれるだけでも多少不安が和らぐ。

しかしながら、改善できずにロードサービスでディーラー修理工場行きとなった

一瞬、「これ、本気でやばいんじゃないか!?」とも脳裏に浮かんだのだが、

こんな時こそ、冷静かつ最善を尽くすのみ。「人事を尽くして天命を待つ」だ。

代車のないタンクローリー、支店にすぐ連絡し、スケジュール調整を依頼。

支店での灯油配送業務をタイトしてもらい、空いたタイムシフトを全て埋めた。

さらに、例年にはない寒さとコロナ禍による同業他社の休業日設定。

「切れそうだ」「切れた」「助けてくれ」「電話がつながらない」などなど

本田燃料電器にはこんな状況下にも、他社のユーザーから給油依頼が入るのだ。

そんな時こそ、慌てずに「どうしましたか?何とかしましょう、大丈夫です」

と、全く大丈夫ではないのに、そう答えてしまう私は、サービス精神というより

やはりホスピタリティそのものだろうと、自らを改めて確認できた。

弊社のローリー各車は大学ハンドボール部の後輩から購入したこともあり、

この緊急事態に即座に対応してくれた。しかも問題個所の発見と修理まで数時間

さすがトヨタ。そしてディーラーの整備士スタッフだ。ホント尊敬する。

大学ハンドの指導者時代の教え子に世話になる、これもまた嬉しい限りだ。

そう思うと、私は本当に「人」「縁」「絆」「心」「想」などで支えられている

そこに「時」と「金」が上手く絡んで、人生を歩んでいるような気がする。

丸1日ゆっくりと休んだ本店ローリーも、いよいよリスタートできる。

非常に満足だ。この困難をプラスに変えることができそうだ。

顧客満足度を見習い、弊社も更に向上していく所存だ。

スタッフもやる気満々だ。ホスピタリティにより従業員満足度(ES)も高い。

巻き返しじゃないが、更に向上のため、各パートごとに分業して効率化を図った

大口給油や人員が2名必要なポイントはタッグを組みながら。

そんな中でも、北海道エネルギー、生協、OO石油などなどのユーザーから、

「連休は電話もつながらない」「配送スケジュールの変更はできない」など、

正月明け、そしてこの連休は、本当に困っているユーザーからの電話が入る。

ある程度大きな会社ほど、当たり前だが業務も考え方もサラリー化してしまい、

システム化の中で融通さやフットワークの軽さ、バランスやセンスさを欠く。

だからこそ、零細商店である弊社の真骨頂!なのだ。

会社概要にも記しているが、必要とされ、伸びてる会社はやはり「人」「心」。

弊社もそうでありたいし、更にそうなりたい、かつ、そう信じている。

そして、この状況下の中でも、実は取材を受けていた。

全く余裕はなく、記者からの取材中も電話注文が入るので、バタバタだった。

ただ、北海道新聞の朝刊は読む方も多いので気づいた方は結構いらっしゃった。

休みなしの仕事で、子どもたちと接する時間もほとんどない状態のダメ父親。

しかしながら、商店ということもあり、必死に働く姿や、頭を下げている姿、

そんな生き様というか、生身の姿は私もそうだが、幼い頃から目に焼き付く。

そんな娘も今年で二十歳。札幌は成人式が中止となり、本当に可哀想に思う。

友人たちとお祝いをやるそうだ。それでもいい、一生の大切な思い出となる。

何とか時間を合わせて会社前で10分だが、会うことができ、写真も撮れた。

地元の神社で、どんど焼きの炎を見たとき思った。

娘よ、一生懸命で集中力があるところは君の才能。

目指すこと、したいことがあれば何でも応援する。

炎のように、父である私のように、これからも熱く生きなさい!

成人おめでとう。

正念場

皆様、メリークリスマス!

例年ですと、サンタさんがこの時期は灯油配達をしながらチョコのプレゼント。

しかしながら、今年はコロナ禍ということもあり、中止致しました。

イベント仕事だけではなく、自分たちのアイデア性も止めなくてはならない決断

寂しい限りですが、感染者増大のなか、逼迫している医療事情ですので、

浮かれての「手渡し」「コミュニケーション」を極力控えようと思ってます。

Xmasのこの時期は、弊社はラストスパートの追い込みをかけている最中。

今年は現場仕事が各社入っているので、今が生コンを打つ年末最終段階です。

家庭用の灯油配達と違い、現場給油は時間調整と迅速さ、危険回避や安全性など

細心の注意を払い、業務に努めなくてはなりません。

この仕事をしっかりやると、互いに信頼性を認め合え、未来が構築されます。

他社にはないフットワークの軽さと、きめ細かい応用力が弊社の真骨頂。

本年も無事に現場給油スケジュールが完了いたしました。

これから大晦日まで残りの1週間は、ひたすら札幌市内の家庭用と業務用給油。

定期配送のシフトは勿論、毎日ドンドン入る灯油電話注文や、ガスボンベ依頼、

この時期でもご新規様からのオーダーは日々入るものです。

本当に有難いというか、長くやってると時代の変化や流れを感じるものです。

スマホやWEBから弊社を一本釣りは当たり前。出前のような灯油注文感覚。

HPやブログをお読みいただいているユーザーからは、

「あ!掲載されてる本物の本田さんが来た!!」「日記読んでます!」と。

そんな出会いや応援で、日々のハードワークもクリアできるってものです。

そうそう、この干し柿「市田柿」。昔からこの時期に食べているせいか、

なんとなく食べたくなる一品です。でも、1,2個で十分ですが。

小分けで売ってほしいけど、なかなかありませんね。

仕事の峠も無事、越えることができました。お陰様で札幌もコロナが落ち着き。

やはり、繁華街に人が集まらないと感染者数は減るという結果が出ました。

GOTOの影響と夜酒飲食の激減でこの結果が顕著に表れました。

さて、これからどうしましょうかね。来年はソロかペアでの行動がメインかな。

そして流れや時代は「夜から昼」。この流れを理解し、掴むものが未来を掴む。

そんな気もします。夏過ぎまでは相変わらず厳しいのかなぁ。

まあ、来シーズンも飲食イベントでのガスレンタル仕事も無さそうですし、

今季で伸びたり、大きく成長した業務、キーポイントになりそうな業務など、

この正月の間に、ある程度「来期の営業方針」を固めたいと思います。

それでは仕事に戻ります。

勝負の10日間

いよいよ弊社にとって毎年恒例の「勝負の10日間」がやってきました。

この10日間を制する燃料店は、シーズンを制すとも私は思っており、

全ての意識を仕事に全集中となります。

今年は昨年よりも灯油価格も安価ですし、札幌では降雪量も少なく運転しやすい

ロードヒーティングや融雪機での灯油需要は落ちてますが、家庭での使用が増加

やはりコロナ自粛での巣篭り需要が今シーズンは伸びるでしょう。

弊社も仕事の需要拡大に向けて、春から動いてきましたが、結果が顕著に。

地元がコロナで壊滅的な灯油・ガス減少となるのを予測し、地方販路拡大を。

建設会社からの工事現場依頼や、WEBでの新規ユーザー拡大、

更に口コミやレビューをいただき、PCだけではなく、SNSなどのスマホ活用

やらせなしは一切なしで、ユーザーから評価をいただきます。

勿論のことコメント内容は様々ですが、多くは好感を得てます。

仕事への熱意やプロ意識がお客様に伝わることで評価を得る、

その採点を見て、更に仕事意欲が出て、いい仕事ができる。

30日まで、毎日数十件の電話が入り、日々のシフトを組むのが一番難しいです

それでも必要としてくれるユーザーがいる限り、他店には出来ない弊社の強みを

この世にどんどん広めていけたらいいなぁと思います。

自分で言うのもなんですが、自分が客なら本田燃料で絶対買いたいです。

札幌で灯油を使用する方全てが、弊社のお客様になり得るし、なった方がいい。

おそらく、札幌で断トツ1番良い店だと思います。そのくらい自信があります。

いつもですとXmasイベントなどでチョコの手渡しなどをしておりましたが、

今年はコロナ禍ということで中止しました。それでも店内は可愛らしくしました

仕事というものは、常に楽しみながら、常に真剣にやることが大切だと思います

スポーツの試合前の「良い緊張感」を常に持ち、お客様とは一期一会の精神で。

自分が売りたいのを売るんじゃない、お客様が欲しいものを売るんじゃない、

お客様のためになるものを売れ。松下幸之助氏の言葉じゃないですが、

「この店、この店主と知り合って本当に良かった」こう思われるよう、

これからも商い道を精進していきたいと思います。

さーて、店舗オフィスオイルディフューザーのエッセンシャルオイルを変更。

こんなちょっとしたことが私の楽しみでもあります。

師走なひととき

「師走」のこの時期、本田燃料電器は一年間で一番多忙な日々を送っている。

灯油・LPガスボンベという2トップ商材が一気に需要を増し、

そこに輪をかけるようにガス機器やストーブ・ボイラーなど関連商材も売れる。

更に工事や相談など、これらに付随してくる要件で仕事が一気に膨れ上がる。

そこにオリジナルイベント「10日は灯油の日」というサービスデーを設け、

スタッフ含め、店全体に私は、さらに拍車をかけるのだ。

常に向上、常に飛躍。現状維持は退化に同じ。

そんな商売イズムの基、年末に大決算を迎えるわけだが、更に仕事が加速する。

ユーザーからの新規問い合わせや電話相談、そして注文オーダー。

今月のミッションは「コロナを味方(利用)にする」。逆境を味方に変えるのだ

今シーズンは全体的に「巣篭り生活」「自粛ライフ」そして「換気が大事」。

家庭での灯油・ガス・電気の消費需要がかなり見込まれる。

更に、換気対策としてサブヒーター(石油ポータブルストーブやファンヒータ)

などのスペア暖房などが活躍する。換気と加湿には石油ポータブルは最高だ。

備えあれば憂いなし。そんな言葉を思い出し、今月は全ての仕入れを拡充した。

こんな時期だからこそ、底力がある店として、やるべきことをやるだけ。

弊社だって、イベントが無くなり、ガスレンタルや簡易ストーブ灯油も大打撃。

更に飲食店や宿泊施設などの業務用ガス・灯油が見込めないこの状況の中、

荒れ狂う大海原のなかを、この船でどう舵を取るか常に模索中。

理想は「つべこべ言わず、逆境を味方につけて波に乗る」。正にこれだ。

自分がどう思っても、大多数が思ってることが「主流」となり「世論」となる。

だからと言って、それが正しいということではなく、自分の思いや考えは大事。

皆そうなのだが、「自分」をしっかり持つことが大切。

自分こそ、唯一無二のオリジナリティかつ貴重ということ。私はそう思っている

このコロナによってダメになる業種も結構ある。仕方がないことかもしれない。

反対に、成長し、伸びる業種もたくさんある。それが世の流れであり経済である

結局は必要であるか無用であるか。需要と供給なのである。

そんな中、半年間の構想と試行錯誤を繰り返し、新たなパーツをようやく発明。

取引先もメーカーも出来ないし、やらないということで私が開発。

法律の解釈や制限、コストなど課題も多いが、何よりパイオニア精神は大切。

できないをできるに。これが私、本田燃料電器「ホンダトシヒロイズム」。

これによって未来が更に明るく広がりそうだ。数千万以上の値がありそうだ。

仕事・トレーニング・趣味で頭脳と肉体を使い、睡眠も大切だが、栄養素も大事

頭を使うと甘いものが本当に食べたくなる。最近は酒も飲まないので更に。

さあ、師走の30%が先ず終了。序盤にしては仕事も売り上げも健康も上出来だ

ここからの中盤戦がある意味「鍵」となる。

さあ、仕事仕事。

灯油・LPガスのプロショップ

弊社は創業から80年続く燃料店。札幌の中心部に位置し、地区で言えば豊水。

中島公園、住宅街、繁華街ススキノエリアを持つ「豊水ススキノ連合町会」だ。

この地区は交通の利便性が良く、車は勿論、バスや市電、

地下鉄では「中島公園」「豊水ススキノ」「すすきの」と3つの停車場を持つ。

昭和時代の戦中・戦後・高度経済成長・バブル、そして平成から令和へと。

毎期の決算も、プラスマイナスを継続し、ここ10年は緩い右方上がり。

こんな無茶苦茶大変なコロナ禍でも灯油・ガスをメインに「花道」を突き進む。

電気や天然ガスに押され気味な世の中でも、弊社の灯油販売は伸びている。

理由は言うまでもないが、ユーザーからの需要があるから。必要だから。

数年前にTVの取材を受けたが、正にこれ。

大変かつ売り上げも低く面倒。細かい作業なので、同業者はやらない。

が、儲けというより人助けで始めたビジネスが、このコロナ禍で良績を収める。

なかなか大変ではあるが、お客様は感謝をしてくれるし、応援もしてくれる。

WEBでは励みになるメッセージやコメントも沢山いただく。

LPガス(プロパンガス)も同じ。弊社はボンベに目を付け、その需要を開拓。

現在では札幌は勿論、北海道で断トツというかオンリーワン的存在となっている

これも行政とガス業界が縮小・廃止方向へ進んでいるところ、真逆の発想。

最初は風当たりも強く、投資もかなりだったが、今では弊社の看板商品に。

さらに震災・停電を経験し、今ではこの世に重要視されるモバイルエネルギー。

そのガスボンベと併用して燃焼機器も大きく販売展開できるようになった。

イベントこそ最近はできないが、それでも防災商品として購入されたり、

コロナ禍での巣ごもりやライフワークでの需要拡大が計られる商品か目白押しだ

LPガス発電機・調理用鋳物コンロ・プロパンガスバーナー・BBQグリル。

最近は仕入れや流通も変わり、日本全国から。メーカーの営業と直接話をする。

地味で利幅もそう大きくない仕事だが、やりがいは大きい。

そこには需要と安定、そして絶大な支持があるからだ。

自分ができる範囲を先ずは死に物狂いで最大限やる。すべてはお客様のため。

それが結果、自分を高め、自分に返ってくる。

仕事は本当に難しい。悩む。でも、そうでなければ仕事ではない。作業・雑務。

色々偉そうな話をここに綴ったが、全ては自分に喝を入れ、追い込むため。

今年も残すところ40日。大晦日が決算だ。

この状況下、いや、この場に及んでも黒字で終わらす。

相当頑張らなくては難しいが、相当頑張れる自信が私にはある。

しかしながら、コロナに罹って2週間隔離されたら無理かな。

そのためには、栄養をしっかり摂って、しっかり睡眠をとる。

家庭で食べれない美味しいグルメは、近所のお店に作ってもらう。デリバリー。

おそらくステイホームが日本全国でまた始まるが、

そんな中でも、自分をしっかり持って、何とか乗り切りたいと思う。

深呼吸して、空を見上げて、そして前を向く。

さあ、今日も出発だ! 押忍。

先義後利

このコロナ禍において、会社や仕事、自分自身の生活をどうしていけばいいか、

本当に悩んだり不安になったりする方は多いと思います。

私自信も、経営者の一人として、家長の一人として、日々悩んだりもします。

しかしながら、一本筋ではないですが、自分で掲げた企業理念のもと、

情熱(passion)・誇り(pride)・誠実(sincerity)の

2p1sの精神、そして先義後利の考え方でこれからも進んでいきたいです。

不安がっていたり、落ち込んでいてもマイナスしかないです。

だからと言って、無理に流れに逆らったり、頑張り過ぎてもいけません。

ただ、自分自身の経験上、「全てはコツコツの積み重ね、日々精進」だと

思っておりますので、気持ちは前向きに、ポジティブ思考で日々を過ごし、

現在はジョギングを日課とし、日々に少しでも達成感をプラスしております。

札幌もいよいよ寒くなってきました。灯油配達の注文やお問い合わせも多く、

今年も良いスタートとなっております。今シーズンもTVや新聞、ラジオなど、

メディアからの取材依頼が来てくれたら、本当に有難いところでしょう。

コロナ禍においては、自宅で過ごす時間が多くなりますので、

灯油やガスの使用量も多くなる事と思います。夏のイベントガスのマイナス分を

年末までの仕事でカバー出来ることを期待しながら、日々精進したく思います。

10月は連休も無く、日曜しかお休みが取れないので、日帰り旅行をしました。

が、この時期は休日でも会社の転送電話に灯油やガスの問い合わせが入るので、

電話応対と翌日からのシフトや配分などをバス移動時に行うワーケーションに。

それでも、久しぶりの札幌以外。行きたかった富良野の「青い池」にも。

実際に目にした大雪山の山々にも感動しました。トムラウシ山へいつか登りたい

そんな目標もこの数年で達成できたら良いなぁと思っております。

さて、弊社ではプロパンガスボンベの販売が好調で、歴代ベストをマークです。

主にアスファルト舗装や氷解用のプロパンバーナー使用ボンベが多いのですが、

今年はキャンピングカーやキッチンカーでのガスボンベ使用が多いです。

軽量プラボトルも好評で、弊社では北海道は勿論、日本でも販売上位店に。

今年は叶わなかった呉の工場への招待視察研修も来年こそは実現したいです。

そして、いつか製造元のノルウェーに視察研修が出来る事を夢見て。

お馴染みの鋼製プロパンガスボンベも年末に向け、大量仕入れをしました。

ガスボンベ販売やレンタルを行っていない同業他社様からのユーザー紹介や、

依頼なども本当に多く、弊社は恵まれているなぁとも思います。

これも、コツコツ積み上げてきたからであり、80年間続けてきた商いの道。

先代たちに感謝し、これからも仕事を通して社会貢献を果たしていきたいです。

今月最後の休みも近郊の山に登山です。山頂は雪で真っ白。気温も0℃です。

登山中、大きな虹に出会いました。

太陽で照らされ、ターコイズブルーに映った日本海。

綺麗でした。

祝 今シーズン初TV取材

 ご縁なのか、偶然なのか、いつも本当にありがたいことにTV取材のお声が。

特別な関係も人脈も会社の力も無いのだが、今シーズンもお声が掛かった。

皆さんも不思議がるのだが、本当にたまたま。ニュースは新鮮な生き物だから。

いつもは灯油シーズンの価格や原油高騰などで取材を受けるが、

今回はストーブについてのプロからの意見や仕事の動きなど。

仕事が山積み状態で、超バタバタの中での取材引受けだったが、

一応無事終了。やはりメディアのというものはいつも緊張してしまう。

放送時間は夕方の数分。実際の取材時間は2時間くらい。そんな感じ。

お店とユニフォームを映してくれただけで感謝してしまう。

お客様も4,5軒テープを回したのだが、大体1,2軒の方を数秒ずつ。

そのくらいなのだが、アポを取ったり現場でお願いしたりするのがいつも大変。

そんな苦労を知ってるから、メディアの依頼はいつも快くお手伝いしている。

うまくいったのかどうなのかはわからないけれど、本田燃料電器と自分と

何よりもこの燃料業界はこんな感じで商いをやってるんだよ、

と伝えられたら最高だ。 ちゃんと真面目に働いてますよ、と。

あとはたまたま見てくれたりする親戚のおばあちゃんたちに

元気で頑張ってますよ、と。

取材も終わり、これまたビックリなことが。

LPガスボンベ販売大手の社長が大阪から会いにわざわざやって来てくださった

何ともフットワークが軽いというか、情熱的な人で、互いに良い時間を作れた。

今年は仕事で本当に、新しく、色々な、そして大きな事が多い気がする。

これも人生の、仕事のステップアップの階段だと思う。

日々コツコツとこれからも精進していきたい。


札幌の灯油・LPガスの専門店

師走に入り、今年も残すところ三週間となりました。

この時期になると、やはり自分の一年を振り返りたくなるものです。

良かった事、うまくいかなかった事、来年に繋げるべき事、たくさんありますね。

皆さんはどうでしょうか? 色々ありましたか?

私は「失敗」や「後悔」という言葉は嫌いで、あまり使いたくありません。

全ては「良い経験」と捉えます。将来に納得ができる「結果」を出せば良いだけだと思います。

一つ一つの経験からの学びは人それぞれ。捉え方次第で方向性はたくさんあります。

私の仕事はホームタンクやポリタンクの灯油配達と、LPガスボンベの販売・レンタル・充填です。

札幌市内全域で灯油配達をし、石狩管内でLPガスボンベの販売・レンタルや充填を営んでおります。

企業規模ではハッキリ言って超零細商店。資本力がものを言うエネルギー業界では吹けば飛んでしまいます。

それでもたくさんの応援してくれるユーザーの皆様と取引先の企業さま、同業者様に支えられて今があります。

その全ての方々と、「良縁な関係」でいられるお店というのも珍しいなぁと、私は思っております。

おそらく、「相手方の気持ちを考えた商い」を、お客様、お取引先様、同業者様に行っているからだと思います。

資本主義、差益商売、競争社会、勿論のこと色々あります。 我慢することもあります。

が、本当に争いも無く、楽しく仕事をさせていただいてます。そう思えば、本当に幸せです。

来年で創業79年。時代とともに多少なりとも柔軟かつ、本業としての軸はぶれずに正業で。

有難いことに、ほんの少しずつではありますが、伸びているような気もします。

札幌の老舗燃料店として、これからも多くの皆様に愛され、必要とされていきたいです。

歴代の霜月「単月売上」をマークしたので、休憩のおやつは紅白の苺大福で。

肉体労働ですので栄養をしっかり摂って。

本年度の電話注文受付は29日まで。仕事の〆はやはり31日大晦日です。

与えられた環境下のなかで、最大限の努力と結果を出そうと思います。

それが札幌の燃料店、「本田ブランド」ですから。

新聞&TV出演

今シーズンも本当にありがたく、メディアから仕事取材のお電話が鳴りました。

ここ最近では年間、数本の依頼を受けます。 過去の実績から連絡くれることが多いようです。

以前は周囲の目や評価を気にしておりましたが、今は全く無くなりました。

自分は目立ってナンボ!という道を選んだからです。

先ずは北海道新聞さんからのスタートです。

円安と中東・イランの世界情勢による原油高により灯油価格上昇について。

いつもは出光の防寒着を纏っての撮影ですが、気温もそんなに低くないので作業着で。

続いてHBCテレビ放送の今日ドキッさんです。 10月末の取材でしたので、

値上がり前にほとんどの定期配達のお客様には給油を済ませており、取材選択場所に苦労しました。

実際のところ、ほとんどのお客様は断る方が多く、取材協力していただける方は少ないです。

ですから、本当にありがたいことです。感謝感謝。

無事放送された日というのは嬉しいものです。飲みたいし、誰かと乾杯したい。

ちょうどその夜はススキノに出ることもあり、色々な方々とお話しする機会も持てました。

同期の経営者友達からは、「貴方は自分の才能を生かさないと罪」という嬉しい言葉も戴きました。

自分を信じて道を切り開いて来たのだから、これからもこのまま進んでいこうと決めました。

僕の中では「これからの3年」がまず大事。ここで今と変わらずのしっかりとした安定経営かそれ以上だった時、

再び、ちょっとステップアップをしてみようかなと思ってます。

勿論、種まきも既に始めておりますし、芽も出始めております。若葉はまだですけどね。

美味しいお酒のお土産を戴きました。

一生青春かぁ。良い名前ですね。その名の通り、華やかな香りに爽やかな味わいです。

浮かんで実行、その行動力はこの軽やかな酒を想像させますね。

それにしても、灯油販売シーズンスタートの時期ですので、メディアの新聞掲載とTV放送は本当に嬉しかったです。

良い事もあれば、大変なこともございます。 生れて初めての経験でしょうか、局地的大雨で、災害が。

弊社の向かい側が大雨による浸水になりました。お茶屋さんの地下にある室が水没です。

本田燃料電器のチーム全員と近所のマイステイズホテルの皆さん、町会の方々、そして消防署の隊員で

バケツリレーによる水汲みや、水中ポンプでの汲み上げで救援作業をしました。

先月の震災・停電、今月の豪雨、今まで経験したことのない自然災害が続きますね。

まあ、どんなことが起こっても、地域コミュニティで一つになって助け合いましょう。

命あれば大丈夫。生きてるだけで儲けもんです。

今宵は一緒に水害救助で頑張ったマイホテルズさんの総料理長、草野シェフのお料理で安着祝いです。

お疲れ様でした。

我慢の時期

先月の震災からようやく1ヶ月が経とうとしております。

復興に向けて行政・民間、みんな一生懸命に頑張って動いているように思われます。

弊社も、普段の日常を取り戻すかのように、仕事に励んでおりますが、

全てにおいて、まだまだ厳しいのが現実でございます。

これから冬に向けての石油ポータブルストーブが入らない、

イベントの中止や短縮が多く、レンタルガスの需要もかなり減少、

そしてここにきて、円安と中東問題の影響で原油が高騰。

今月もかなり厳しい状況下にございます。

趣味というか、ダイエットでやっているマラソンですが、今年最後のエントリーも台風で中止。

何だか、仕事も趣味もうまくいかない・・・そんなネガティブな脳の構想になってしまいますね。

でも、それも人生経験。 そして自分次第。 得意の行動力で、心身共に切り替えて

先ずは、中止になった「札幌マラソン大会」当日のスタート前までに、

自宅の特訓部屋でハーフ21キロを完走です。

1時間53分かぁ。 これでも必死に走ったんですよ。 あと体重10キロ落とさないとダメです。

ススキノは元気です。 私は盛り上げようというより、気持ちがいつも盛り上がるから行きます。

ススキノはしご酒大会が実は震災当日でしたので、1ヶ月延期となりました。

これまた運が悪い事に、スキルアップ講習の受講日初日とブッキング。

いつもですと、ススキノ優先で楽しむのですが、

今回は自らが志そうと思った科目ですので、勉強優先。 終了後にススキノで直会しました。

・・・食べ過ぎました。 だから、また走りました。 その繰り返しです。

仕事においても、趣味においても、どうも「我慢の時期」のような気がします。

そう察するときは、無理せずに自分なりに出来ることをしっかりやる、

そのコツコツの積み重ねが、再び好機を掴む最大であるのだと、

今は信じて、日々を精進してまいりたいと思います。