平成から令和に変わり、時代の流れも、そのスピードも、
場面場面によって、速くあるべきもの、ゆったりしたほうがいいもの、
そんな、「本物」的な動きが重視された世の中であったと感じます。
私自身も本当にその時代の中で生きた一年間であったと感じます。
今回は、そんな弊社にとっての2019年を振り返ってみたいと思います。

商売繁盛を本年度の抱負として、絵馬に掲げた一年間。
掲げた瞬間、目標ではなく、これはミッションとして捉えました。
出来るビジョンしか見えなくなるポジティブさが自分の良さでもあります。
今まで費やしていた時間の配分も客観視して振り分けます。
トレーニングや趣味の交流、飲み会などの会合は、遊び=暇つぶしと設定。
今年はその余裕を、仕事と栄養と睡眠の時間へシフトチェンジ。

早朝しか時間はないので、トレーニング量もかなり減りました。
勿論のこと、筋力は低下し、体重も増加。 でも大して気にしてません。
経験上、表面的なものは、時間とって後からやれば、すぐ出来るものです。

そんな一年間の結果が出ました。
・今シーズンの灯油ニュース取材、北海道のTV番組のほぼ全てに出演。
・WEB活用により、例年にはない新規獲得で増収増益。
・LPガス成長率は著しく、表彰を受ける。
・ガスレンタル事業で地方出張が増えた。
・仕入れ強化により、ガス発電機、プロパンバーナー、ガスボンベ販売が急伸。
・キャッシュレス化に伴い、カード決済やスマホ決済を導入した。
・2012年、就任後7年連続での実質黒字化と前年度対比でプラス成長。
・全国から依頼が増え、初めて講師として出張地方講演。
そんな、本田燃料電器にとっては最高の一年だったように思えます。
ただ、これはたまたまではなく、コツコツ積み上げてきた実績です。
勿論のこと、したいこと、やりたいことも我慢してきたことも多いです。
だからこそ、自分なりではありますが、「あー、良かった」と思えます。

そして、ガラケーからスマホとパッドに切り替えたことも、成長の要因のひとつ
スマホでゲームをすることも、ラインで交流することもありませんが、
写メでの現場確認送信や、グーグル地図でのユーザー宅把握、
スマホ利用でのWEB活用は本当に大きな意味と結果がありました。
商売をしてていつも思うのですが、「時代」、時の人となる傾向がいつもある。
それは、自分が時代を作っているように思えますが、そうじゃない。
時代に逆らわないで上手くその波に乗るのが上手いのかもしれない。
これは仕事も生活もすべて同じですね。時代=流行とも言えます。
でも、「商い」は地味、アナログかつ時代とは言えないジャンルの燃料店。
だから、面白いのかもしれません。 だから79年も続いているのかも。
だからこそ、誇りを持って、この正業を志しているのかもしれません。
私にとっては聖業とも言えます。うちの仕事は、本当に素晴らしい仕事です。

ということで、「仕事」への商売繁盛の一年間が本日終了いたします。
今年は、九州・中国・関西・中京・関東・東北と四国以外全部訪問しました。
四国、人生で一度も行ったことがない地域。
それが来年の目標かな。四国・・・何があるのかな。仕事で行けたらいいな。
本年も徒然日記をお読みいただき本当にありがとうございました。
本田燃料電器 代表取締役 四代目社長 本田利博