北海道でプロパンガスボンベと言えば札幌の本田燃料さん。マニアックだがその中では有名だ。
これは、エンドユーザーだけではなく、製造メーカー、卸会社、販売店各社、業界団体、消防機関などなど、
この10数年で本当にかなり浸透したと思う。しかしながら、世にはなかなか広まらない。
使わない人、接点がない人には全く知られていないニッチな産業だ。
弊社の灯油配達を多くのメディアは取材してくれるが、プロパンガスボンベをなかなか取材してくれない。
これからの目標は、プロパンが活躍しているニュースを発信してもらえるように頑張りたい。
ガス事故のニュースばかりの印象を、自分とメディアの力で素晴らしいものに創造していきたい。

弊社では、ガスボンベ需要が多くなるにつれ、家庭でのガス使用量の他に、ボンベ販売量がかなりアップしてきた。
今では、弊社のガス販売量の半分以上が、様々なユーザーへ各それぞれの用途で使われている。

主にプロパンバーナーなどの工業用と、コンロなどの調理用に分けられるが、見ての通り用途はたくさんある。
これだけの様々な用途に活躍しているプロパンガスボンベ。これも実は、少しずつ少しずつ開拓してきた。
自分で「こんなものにも使えるのか!」と発見したり、ユーザーからの依頼で初めて用途を知ったりと、色々だ。
昨年度もガスの伸び率も良く、表彰を受けることとなった。本当に有難いことだ。

しかしながら、表彰式も宴会もコロナによって中止となり、自らも飲み会は禁止しているので自宅で。
後日、表彰の盾と賞金が届くらしい。今は我慢の時なのかわからないが、春になったら必ず大阪と広島に行く。
プロパンガスボンベ研修旅行で既にスケジュールも飛行機も取っているのだから。

今は、ただひたすらに働いて、そして家でノンビリと過ごす。お取り寄せや出前で少しでも楽しい生活スタイルを。
それでも、どうしても何処かに出掛けたくなったら、温泉施設や野外ランニングをすればいい。

今年は大雪で、なかなか外をジョギングするのも大変だったが、2月中旬になり、ようやくいい感じに。
1時間くらいでも、太陽を浴びながらマスクを外して走ったら、それはそれはリフレッシュできるものだ。
今月も、残すところあと10日。猛烈に忙しいシーズンが、あとちょっとで終わってしまう。
嬉しくも寂しくもあるが、とにかく頑張る。今月も12月、1月のように、単月最高売上を目指そうと思っている。
もしも今月にそんな結果が出たら、今シーズンは弊社の「歴史的快挙」という呼び名から、
「新たな歴史の始まり」という呼び方に変わると、そう信じている。
たかが零細燃料店、されど82年目になる「屋号カネショウ本田商店」だ。
志は高く、前進あるのみ。